20日、朝鮮人強制連行被害者、遺族協会スポークスマンが談話を発表しました。
この18日、日本の現当局者をはじめ政治屋が靖国神社に集団参拝したことを糾弾してのもので、談話は、国際社会の激しい抗議と糾弾にもかかわらず、日本の政治屋が執拗に靖国神社参拝を組織化、定例化して追求する目的は、軍国主義の毒素で日本国民を中毒させ、果たせなかった「大東亜共栄圏」の見果てぬ夢を何としても実現しようとのことだ、
日本は敗戦後70年以上が過ぎた今なお、頑なに過去清算を回避し、侵略の元凶を「英雄」に押したて、軍国化の道を疾走してきた、
憲法改悪のための動きに弾みがつき、政治屋の口から「戦争」の言葉がはばかりなく出ている、
さらに見過ごせないのは、日本当局が共和国制裁措置を強め、国内で共和国敵視の意識を煽り立てた挙句、東海上で共和国の漁船を沈没させ、強制連行犯罪の直接の被害者でその子孫である在日朝鮮公民の生存権と人権を無残に踏みにじっていることだ、
日本の政治屋のこの度の集団参拝は、その頭の中に過去の侵略行為に対する反省や謝罪などは爪の垢ほどもなく、歴史を逆戻りさせ、海外侵略に飛び込もうとの野心しかないことを改めて明白に見せている、
集団参拝で世界の民意と大勢に逆らう日本の政治屋は、自分の先祖が朝鮮人民に犯した罪の上塗りをせず、いち早く過去清算に臨まなければならない、と指摘しています。