大会では、総括期間の青年同盟の活動状況を全面的に深く分析、総括し、同盟活動に根本的な転換をもたらすための実際の対策を立て、第8回党大会と党中央委員会第8期第2回総会の決定を貫徹するための闘いにおいて青年同盟組織と青年に提起される課題と方途を討議する。
報告者は、朝鮮労働党第8回大会と党中央委員会第8期第2回総会が示した偉大な闘争綱領を実行するための総進軍で朝鮮労働党の交代者、後続部隊としての戦闘的威力を強く宣揚しなければならない栄誉ある課題が青年同盟に提起されていることについて強調した。
時代と革命に対して担った使命と任務を立派に遂行するには同盟の活動に内在している欠点を克服するための実際の対策を立てなければならないと述べ、総括期間、青年同盟の各組織で思想教育団体としての本然の任務にふさわしく青年組織の戦闘力を全面的に打ち固めるための活動を力強く推し進められなかった欠点を資料を挙げて分析、総括した。
青年同盟組織が児童・生徒を知・徳・体を兼備した有能な革命的人材、少年革命家にたくましく準備させて、チュチェ革命のバトンをしっかり継いでいくようにすることについて述べた。
青年同盟の活動家が青年活動の成果いかんが自身にかかっているということを銘記して、青年が革命の頼もしい継承者として党に従っていつも真っすぐ進むように導く機関車になるべきであると述べた。
朝鮮人民軍青年同盟組織の代表キム・チュンソン氏と平壌市青年同盟組織の代表パク・ミョンジン、ペク・ハクリョンの両氏、速度戦青年突撃隊青年同盟組織の代表ハン・インチョル氏が討論した。
朝鮮労働党中央委員会政治局委員である党中央委員会の李日煥書記、金才龍部長、朝鮮人民軍のクォン・ヨンジン総政治局長と、青年同盟中央委員会の執行委員、道青年同盟委員長、模範的な青年同盟活動家と同盟員、武力部門の青年活動家、軍人が、幹部壇についた。
社会主義愛国青年同盟は、青年重視を朝鮮労働党の戦略的路線にして千万の手間をかけて青年を党の後続部隊、社会主義建設の先兵に育て、主体的青年運動の新たな全盛期を開いているわが党と国家、武力の偉大な首班であり、わが人民の勝利と栄光の旗印である金正恩総書記を忠実に高く仰ぎ、従うところに、全ての幸福と明るい未来があることを堅忍不抜の信念に刻み付けて、白頭で切り開かれたチュチェの革命偉業を代を継いで最後まで成し遂げるであろう。
3日間にわたって行われた大会では、朝鮮労働党第8回大会の基本思想と精神をしっかり具現して青年同盟の活動に根本的な転換をもたらすための対策的問題が深く討議され、当該の決定が採択された。
各討論者は、青年が党の呼びかける困難で骨の折れる各部門に勇躍駆けつけて進撃の突破口を開き、祖国防衛、人民防衛、革命防衛の聖なる使命と任務を立派に遂行するための闘いで収めた成果と経験に言及した。
また、改正される青年同盟の規約に朝鮮労働党の後続部隊である社会主義愛国青年同盟の戦闘力を全面的に高めるための実践的要求が反映されたことについて強調し、修正、補足された規約を本大会の審議に提起した。
青年同盟中央委員会の委員長にムン・チョル氏が、副委員長にリ・ジュチョル、パク・ミョンジン、ペ・チュンイル、ペク・ハクリョン、カン・ヨンジン、チャン・リョンギル、キム・ソンイル、キム・ギョンジュン、ハム・グァンチョルの各氏が選挙された。
朝鮮労働党第8回大会が指し示した新しい進軍方向に沿って力強く進む朝鮮青年の特出した革命的情熱が強く燃え上がる中、金日成・金正日主義青年同盟第10回大会が成功裏に行われました。
今回の大会は、朝鮮労働党の指導に限りなく忠実で、党の偉業遂行で英雄主義と勇敢さを遺憾なく発揮しようとする数百万の青年の信念と誓いを誇り高く再度表明し、わが国の青年運動を新たな段階に発展させる上で提起される重要な問題を討議・決定しました。
私は、金日成・金正日主義青年同盟第10回大会が全ての代表の高い熱意と積極的な参加によって、青年同盟活動の革新と強化・発展のための意義ある成果を達成したことを満足に思い、党中央委員会の名で熱烈な祝賀を送ります。
私はこの機会を通じて、党と革命に対する忠誠を最上の栄誉、誇りとして貴重な青春時代を輝かせているわれわれの頼もしい全国の青年男女にあつい戦闘的な挨拶を送ります。
また、社会主義祖国の富強・繁栄と民族の明るい未来を祈り、愛国の代をしっかり受け継いでいく在日朝鮮青年をはじめとする全ての同胞青年にも温かい挨拶を送ります。
朝鮮革命の前進・発展とともに、この5年間の青年運動でも新しくかつ重大な変化が起こりました。
幼い少年たちが青年隊伍に加わり、昨日の若い青年たちが社会の主力として成長し、青年活動の環境と条件も大いに変わりました。
しかし、党に従ってまっしぐらに力強く前進し、革命と闘争を好むわれわれの青年の立派な品格は変わることなく高く誇示されました。
最悪の挑戦を果敢にはねのけ、革命を飛躍的上昇へと導くわが党の周りには常に忠実な青年大軍が城壁をなしており、青春の理想と抱負を党の構想に一致させ、水火も辞せず突き進んでいく英知に富む頼もしい愛国青年は数え切れないほど多いです。
どこを見回しても、青年期の世代が栄達と享楽のみを追求している今の世界で、苦労と試練を楽として、祖国の呼び掛けに忠実で、社会と集団に誠実であり、未来のために献身する革命的な青年はわれわれの青年しかいません。
第8回党大会以降、全国の青年たちがこぞって決起し、わずか数カ月の間に数千人の青年男女が困難かつ骨の折れる部門に勇躍志願したことは、戦時に最前線に出て敵の銃眼をわが身で塞ぐような英雄的行為であり、われわれの青年のみが身に付けている気高い精神世界を集約的に見せています。
革命を行う党にとって自分の交代者、後続部隊を頼もしく育て、前途洋々たる若い主力部隊を有しているのは、何ものにも比べることのできない第一の財産であり、最大の誇りです。
これは、わが党と人民が今日の困難を乗り越えて社会主義建設の新しい時代へ移行し、共産主義を目指して力強く前進していけるという確信を与えています。
朝鮮革命の開拓期は青年運動の発端と一つに繋がっており、朝鮮革命の高揚期は青年運動の全盛期と常に一致しました。
党大会が明示した進路に沿って革命の新しい高揚期、激変期を切り開く上でも、われわれの青年運動は当然、自己の発展の一大転換によって強力な戦闘的役割を果たさなければなりません。
わが党は今後の5年間を、朝鮮式社会主義の建設に画期的な発展をもたらす効果的な5年間、歳月を縮めて山河を今一度大きく変貌させる大変革の5年間にするための作戦を立てています。
そして、次の段階の壮大な闘争を連続的に展開して、今後15年内外に全人民が幸福を享受する隆盛・繁栄の社会主義強国を打ち建てるつもりです。
今日の状況下でこのように大胆な目標を掲げて闘おうとするのは、ほかならぬ青年のためであり、われわれの青年の強烈な志向と底知れない力を信じているからです。
朝鮮式社会主義の明るい未来は青年のものであり、青年自身の手で手繰り寄せなければならない聖なる愛国偉業です。
それゆえ党は、われわれの青年大軍の巨大な力をあまねく発揮させ、青年運動を社会主義建設の威力ある推進力に確固と切り替えるために今回の青年同盟第10回大会を特別に重視しました。
今回の大会では、金日成・金正日主義青年同盟の名称を社会主義愛国青年同盟と改称するという重大な決定が採択されました。
社会主義愛国青年同盟という新しい名称には、朝鮮革命の現段階における青年運動の性格と任務が直線的に明白に盛り込まれており、われわれの時代の青年の理想と品格が集約されており、青年組織としての固有の味わいもよく生かされています。
これには、われわれの全ての青年が社会主義を生命のように貴び、その勝利のために代を継いで断固と闘う愛国青年として準備し、青年同盟が社会主義建設で突撃隊の威力を余すところなく発揮することを望む党と人民の大きな期待もこもっています。
青年同盟の名称を改めたからといって、全同盟の金日成・金正日主義化を総体的目標、総体的闘争課題としているわれわれの青年組織の本態が変わるのではありません。
社会主義と愛国は、金日成同志と金正日同志の不滅の革命思想と業績を象徴しています。
金日成同志と金正日同志の貴い生涯が秘められているチュチェの社会主義祖国を熱烈に愛し、社会主義偉業の完成のために闘うのは、すなわち金日成・金正日主義に忠実であることを意味します。
今回の大会で朝鮮青年運動発展の新しい里程標が打ち立てられたのですから、社会主義愛国青年同盟は、時代と革命が与えた重大な使命と任務を遂行することに全同盟的な力を集中すべきです。
全ての青年を社会主義を断固擁護し、社会主義建設闘争に献身する愛国青年に育て上げること、これが現段階における青年同盟の基本的任務です。
社会主義愛国青年同盟は、朝鮮革命の新たな歴史的進軍において自己の戦闘力を余すところなく発揮し、朝鮮青年運動の一大全盛期を切り開かなければなりません。
社会主義愛国青年同盟に提起される重要な課題は第一に、全ての青年を社会主義を信念とする愛国青年としてしっかり準備させることに同盟活動の全てを志向させることです。
社会主義はわが人民の生命であり、生活であり、青年は社会主義未来の主人公であり、建設者です。
ところが、今の青年世代は国が試練を経ていた苦難の時期に生まれ育ったため、朝鮮式社会主義の真の優越性に対する実際の体験やイメージに欠けており、はなはだしくは一部間違った認識まで持っています。
いくら困難が折重なり、なすべきことが多くても、朝鮮革命の次の世代を社会主義建設の頼もしい主体として準備させることより緊切で、重要なことはありません。
世界観が形成され、強固になる青年時代に社会主義を確固たる信念とするように正しく教育することこそ、青年組織が行うべき優先的な活動です。
青年同盟組織は、青年たちを社会主義思想でしっかり武装させる活動を絶えず深化させなければなりません。
社会主義はどんな社会であり、朝鮮式社会主義の本質的特徴と優越性は何であるかを原理的に、対照的に体得させることが重要です。
特に、社会主義・共産主義思想の核心である集団主義思想をわれわれの社会の誇るべき現実と結び付けて深く認識させ、「一人はみんなのために、みんなは一人のために!」というスローガンが青年自身の要求となるようにすべきです。
今日、われわれの社会主義祖国が到達した国力と地位、人民の尊厳と権益、幸福な未来を全的な責任を持って保障できるわれわれの制度の有難さ、他の社会ではあえて真似ることも、模倣することもできない社会主義大家庭の美しく特有な美徳と美風がわれわれの青年自身の大きな自負、誇りになるようにすべきです。
困難な試練の中でもわれわれの新しい世代と人民に施されるわが国の社会主義制度の恩恵がどれほど大切であり、高価なものであるかを全ての青年がよく分かるように各面から根気よく教育しなければなりません。
社会主義に対する信念は、その正当性と勝利の必然性、その偉業遂行の合法則性を確信する時により強固なものになります。
突き当たるあらゆる障害を切り抜け、朝鮮式社会主義を成功裏に建設することのできる最も正確な進路と戦略戦術は、わが党の政策に集大成されています。
新しいものを志向し、熱情に燃える青年に、党の声で真の理想と抱負を抱かせ、偉勲創造へと奮起させることが、われわれの青年組織の日常的な活動にならなければなりません。
青年同盟組織は青年たちにわが党の政策の真髄をよく認識させ、その実行のための仕事の手配を綿密に行って、彼らが信念と楽観に満ちて社会主義建設に寄与する愛国的な闘争に立ち上がるようにすべきです。
今日、われわれの青年を社会主義を信念化した愛国青年として準備させる上で重要なのは、チョンリマ時代の青年の思想精神と闘争気風に見習うようにすることです。
1950年代、1960年代の青年たちは社会主義・共産主義理想を信念とし、刻苦奮闘してチョンリマの奇跡を生み出し、この地に最も優れた社会主義を打ち立てました。
伝説のようなチョンリマ時代に青年たちが発揮した党への忠実性と勇敢さ、数々の英雄的な偉勲談と美談をもって教育活動を斬新、かつ着実に行って、全ての青年が前の世代の青年のように生き、社会主義の明るい未来を手繰り寄せるために果敢に立ち上がるようにすべきです。
これとともに、社会主義、集団主義に反する資本主義思想、利己主義をはじめとする反動的な思想要素との妥協のない闘いを通じて、青年たちが社会主義に対する信念を固めるようにすべきです。
社会主義愛国青年同盟に提起される重要な課題は第二に、第8回党大会の決定を貫徹するための実際の闘争を通じて全ての青年を栄誉ある社会主義建設者に育て上げることです。
愛国熱に燃える青年の気概と風貌は、自分の世代の歴史的使命を果たすための実践過程、鍛練過程で昇華され、強固なものになります。
第8回党大会は、朝鮮式社会主義を一層強大で裕福な道に導く最も科学的で発展志向的な標柱を打ち立て、政治、経済、軍事、文化をはじめとする各分野の具体的な課題を明確に提示しました。
わが党が構想している社会主義建設の展望目標はすなわち青年の理想であり、青年大衆の進取的で積極的な闘争なくしては、いかなる偉大な変革も期待することができません。
われわれが青年を社会主義建設闘争の突撃隊に押し立てるのは、青年隊伍の満ち溢れる力をもって革命活動を促進しようとするところにもありますが、それよりはその過程を通じてわれわれの後続部隊を勇敢無比な青年闘士、いかなる困難にも屈することのない社会主義建設者に育て上げるためです。
類例のない厳しい形勢の下で膨大な革命課題を遂行しなければならない今日の時代に、われわれの青年は「社会主義建設の誇らしい闘争で愛国青年の気概を轟かそう!」というスローガンを掲げていかなければなりません。
青年同盟組織は、全ての青年が社会主義愛国青年の高い栄誉と誇りを抱き、第8回党大会の決定貫徹において青春の知恵と勇猛を遺憾なく発揮するようにしなければなりません。
党政策の貫徹で労働党員が熱い火種になり前衛的闘士になれば、われわれの青年は燃え上がる炎になり、突撃闘士になるべきです。
5カ年計画の遂行において青年が創造と革新の炎を強く燃え上がらせなければなりません。
青年同盟組織は、5カ年計画遂行のための同盟活動計画が空言にならないように青年大衆の熱意と創意性を積極的に奮起させ、全ての青年が課された人民経済計画を日別、月別、四半期別に確実に実行するように不断に励まし、助けなければなりません。
奇跡はおのずと起こるものではなく、集団の力が引き出され、競争の熱風が巻き起こる時にのみ創造されるのです。
青年同盟組織は、追いつけ追い越せ・見習い運動と経験交換運動を活発に展開する方向で青年突撃隊運動、青年分組・青年作業班運動をはじめとするさまざまな大衆運動を着実に展開して、経済建設の各部門が青年の集団的・連帯的革新によって沸き立つようにすべきです。
青年たちが自分の部門、自分の単位に課された困難な課題を率先して受け持って突破口を開くようにし、その過程で新しい基準、新しい記録を創造して偉勲を立てる労働革新者、青年英雄がより多く輩出するようにすべきです。
青年同盟組織は、骨の折れる部門に志願した殊勝な青年たちを大いに励まし、押し立て、彼らが立派な決心と理想をあくまで実現するよう組織的な支持と声援を惜しみなく寄せるべきです。
新しい革新と大胆な創造、絶え間ない前進を求める今日の躍動する時代は、現代科学技術で武装し、 尽きせぬ探究の精神を身につけた青年たちの活動舞台です。
青年同盟組織は、青年科学技術行軍を一層積極的に繰り広げて、青年の間で新しい技術と発明、創意考案が続々と生み出され、増産闘争、創造闘争を科学と技術をもって先導する実力家、有望な人材が育つようにすべきです。
科学部門の青年と大学生が、社会主義建設の前途は青年世代の頭脳と科学技術水準にかかっているということを銘記し、世界と競争する大きな胆力と抱負をもって専攻分野の先端科学技術を身につけるため全力を尽くすように力強く促すべきです。
祖国防衛は、社会主義偉業の遂行において一時もおろそかにできない重大な国事であり、血潮たぎる青年の最も神聖な義務です。
青年同盟組織は、青年が祖国防衛と青春を一つに結び付け、軍隊服務を最大の栄誉とし、誇りとする愛国心を持つように教育し、日常的に国家防衛と不意の事態に備えるように不断に自覚させなければなりません。
武力部門の青年同盟組織は、全ての青年軍人が社会主義祖国の防衛線を鉄壁のごとく守り、人民の安寧を死守する軍事任務の遂行で軍功と偉勲を立てるように導き、彼らが今後も軍隊服務時期のように社会主義建設の持ち場で中核的な役割を果たすように思想的・精神的成長に力を入れなければなりません。
社会主義愛国青年同盟に提起される重要な課題は第三に、青年を社会主義道徳と文化の真の主人にすることです。
わが党は社会主義建設を押し進める上で、われわれの社会の固有で優れた道徳と文化を固守し、継承・発展させることに特別な力を注いでいます。
われわれが建設する強大な社会主義国家は当然、道徳と文化の面でも優秀で、発展していなければならず、ここで青年の果たす役割は非常に大きいです。
青年が道徳的に健全で文化水準の高い国はいかなる場合にも微動だにせず、絶えず発展することができますが、青年世代が堕落すればそのような国には明日がありません。
党の意図は、朝鮮革命の前の世代が創造した美しくて立派な社会主義道徳と文化生活気風が青年世代を通じて変色なく後世に受け継がれ、一層輝くようにするということです。
青年同盟組織は、青年の間で高尚な道徳的気風と豊かな文化生活気風を確立することを社会主義偉業の命脈をつなぐ重大な課題と見なし、この活動を責任をもって進めなければなりません。
青年にわが民族の良風美俗と集団主義に基づく道徳観をしっかり植えつけて、道徳生活、道徳的気風の基礎からよく築くようにすべきです。
青年の言行や髪型、身なりを見るだけでも、彼の属している青年同盟組織の活動状況がよく分かります。
青年同盟組織は、自分の組織の青年が言葉使いや礼儀作法、公衆道徳をよくわきまえて自発的に守り、常に身なりを端正に、高尚にする習慣を身につけるよう要求の度を強めるべきです。
社会主義建設闘争において障害と難関が多いほど互いに助け合い、導き合う共産主義的気風がより強く発揮されなければならず、徳と情によって朝鮮式社会主義を完成しようというのがわが党の意志であり、理想です。
わが党は、他人の悲しみを自分の悲しみのように思い、他人の喜びを自分の喜びと見なす気高い共産主義美徳が青年の生活となり、われわれの時代の真の姿を見せる美しい美風が青年の間でより多く発揮されることを期待しています。
青年同盟組織は、青年が文化水準を高め、社会主義の新しい文明の創造で先駆的役割を果たせることにも注目しなければなりません。
重要なのは、青年の特性に即して革命的な歌謡や詩、小説のような文学・芸術作品を通じての教育活動を中断することなく行い、弁論集会、発表会など様々な政治・文化活動を広く行うことによって、青年が豊かな文化的素養を身につけて常に健全で高尚な生活を営むようにすることです。
大衆スポーツ活動と大衆文化・芸能活動を活発に行って、全国に喜びとローマン、躍動する雰囲気がみなぎるようにする上で青年同盟組織と青年が主動的役割を果たさなければなりません。
現段階において朝鮮式社会主義の本態を曇らす危険な毒素は、反社会主義・非社会主義的行為です。
今、全社会的に反社会主義・非社会主義的行為を一掃するための一大掃討戦が繰り広げられていますが、この闘争はわれわれの青年の純潔と未来を守り、素晴らしい社会主義のすみかをもたらす今一つの階級闘争、愛国闘争です。
青年同盟は、反社会主義・非社会主義的行為との闘争に組織の力を最大限に引き出し、青年大衆をこぞって奮い立たせなければなりません。
青年の間で悪性腫瘍のような反動的思想文化の弊害と悪結果をはっきりと認識させ、それとの闘いを彼ら自身の活動に変え、反社会主義・非社会主義的行為を助長したり青年の健全な精神を蝕む些細な要素も絶対に黙過してはなりません。
基本は、青年の間に現れる不正常な動向と心理変化を敏感に捉え、異質な生活風潮が浸透できる隙を漏れなく掌握し、必要な事前対策を立てることによって青年の運命をしっかり保護することです。
全同盟が反社会主義・非社会主義的行為との闘争が一寸も退くことのできない鋭い対決戦であるという覚悟を持って数百万の青年を総決起させ、青年の熱烈な正義感、肯定の力によって不正の芽、不純の毒草を根絶しなければなりません。
青年活動において提起される問題が少なくありませんが、わが党は以上の三つの課題遂行に同盟の活動を志向させていくならば、社会主義愛国青年同盟が時代と革命に対して担った自分の栄誉ある使命と本分を果たすことができると思います。
発展する革命の要請に即して青年運動を新しい時代の求める高さに引き上げるためには、社会主義愛国青年同盟の戦闘力を全面的に強化しなければなりません。
青年の政治生活に責任をもち、彼らを導いていく青年同盟組織の機能と役割を強めてこそ、全ての青年を社会主義建設に献身する愛国青年としてしっかりと準備させ、同盟活動を活発に行うことができます。
青年同盟組織は、その使命と任務にふさわしく同盟の内部活動に力を注がなければなりません。
全ての青年同盟組織に党の路線と政策をそのつど正確に伝達・浸透し、無条件実行する整然たる体系を確立し、ひたすら党の指示通りに活動する強い規律を確立しなければなりません。
同盟の組織・思想生活を正規化・規範化し、それに対する指導を改善するのが重要です。
学習会、講演会をはじめとする内部教育体系を定期的に運営し、革命戦跡、革命史跡の踏査と各教育拠点に対する参観を着実に行って5大教育を絶えず深化させ、同盟活動の全ての契機が威力ある思想教育過程となるようにしなければなりません。
青年の教育で行事式、体裁づくりを徹底的に警戒し、われわれの時代の青年の思想・感情と情緒、意識水準に合わせて思想の浸透力、感化力を高めるための新しい教育方法を絶えず探求・適用しなければなりません。
青年は新しいものに敏感で、感受性が強いのですから、報道・出版物とマルチメディア編集物など各種の教育手段とともに、発展した情報技術手段を青年の教育に大いに活用するための対策を立てなければなりません。
同盟員に対する組織生活指導において基本は、全ての青年が同盟規約と規範をよく知り、いかなる条件と環境の中でも厳格に守る気風を立てるようにすることです。
一部の青年同盟組織が、諸々の条件や口実に託けて同盟生活総括と定期総会を正常に行わず、任務分担もせずに無為に過ごしている弊害を克服しなければなりません。
今、違法行為、犯罪行為に巻き込まれる青年たちを見ると、例外なく組織から離脱した者や組織の統制を受けたがらない者です。
青年同盟は組織生活離脱者、無所属者の問題を解決することを急務とし、一人の青年も組織の指導と保護から抜けないようにし、革命課題の遂行と経済・道徳生活に問題のある同盟員に対する教育を方法論をもってねばり強く行わなければなりません。
基層組織をしっかりと整え、それを強固にすることに全同盟強化の保証があります。
青年同盟は、「全同盟が初級団体を支援しよう!」というスローガンを引き続き掲げていくべきです。
青年同盟は、初級団体委員長が独り立ちできるように手間をかけて援助し、模範初級団体を作り、その経験を一般化する活動を着実に行うべきです。
ここで注目を払う問題は、初級団体が活発に活動できるように、上級同盟組織が仕事の手配を実情に合わせて正しく行い、課題をはっきりと与えてその実行を厳格に掌握・統制することです。
基層組織を強化する上で中核青年の隊伍を拡大し、彼らの役割を強めることが重要です。
全同盟的に時代の典型に見習うための活動を力強く展開し、基層組織でも手本となりうる青年を探し出して彼らを押し立て、中核青年が立ち後れた同盟員を積極的に教育・改造するようにして、愛国青年の隊伍を増やしていかなければなりません。
市・郡青年同盟委員会は、同盟組織の強化・発展と同盟員に対する組織生活指導で占める位置を深く自覚して初級組織を強化し、青年を組織生活を通じて鍛えるための活動を周到に行わなければなりません。
中央と道・市・郡青年同盟委員会で基層組織に社会的課題をむやみに与えて、同盟の内部活動を行うことができなくする偏向が絶対に現れてはなりません。
変化した現実と環境に即して活動体系と秩序を正しく立てなければなりません。
中央から道・市・郡に至る各級青年同盟組織は、青年教育活動を作戦し主管する参謀部としての役割を円滑に遂行することができるように、青年教育活動が現実と密接に結び付けられるように機構と陣容を整備し、任務分担を正確にしなければなりません。
今、農村をはじめとする一部の地域や単位で青年同盟員の数が減り、同盟員に対する組織生活指導でいろいろ不合理な問題が提起されているので、基層組織を合理的に構成し、組織生活体系を改善するための対策も講じなければなりません。
青年同盟の活動で実際の転換をもたらすためには、青年同盟活動家の責任感と役割を一段と強めなければなりません。
青年同盟強化のキーポイントは、青年同盟活動家の役割の向上、水準の向上です。
今、青年同盟の活動家の中には臨時観念にとらわれて活動に専念せず、勤務年限になるまで適当に仕事をする偏向が現れています。
青年同盟の中に存在する臨時観念と無責任な活動気風を一掃せずには、青年活動においていかなる革新的変化をも期待することができません。
青年同盟の活動家は、青年を真の社会主義建設者、愛国青年に育てる政治活動家であるという強い自覚を持って彼らの今日だけでなく、明日にも責任をもつ立場に立って同盟活動に取り組まなければなりません。
高い政治的眼識と熱情、強い展開力と統率力を持って受け持った活動に全身全霊を傾けて立派にやり遂げ、何事であれ創意的に考え、大胆に革新的に展開していかなければなりません。
全同盟の活動家が青年の中に深く入って党政策を分かりやすく解説する近しい宣伝者、青年たちと苦楽を共にしながら彼らを正しい道に導く誠実な援助者にならなければなりません。
青年同盟の活動家は党の革命思想と革命観でしっかり武装し、多方面な知識と高い文化的素養、気高い品性と厚い人情味を兼備した内も外も素晴らしい万能家にならなければなりません。
全同盟的に講習、現実体験、再教育など青年同盟の活動家の水準を高めるための活動を着実に行い、特に市・郡青年同盟委員長をしっかり準備させることに力を注がなければなりません。
全党的、全社会的に青年同盟の活動を積極的に後押しし、青年の教育に手間をかけなければなりません。
青年同盟の活動を党活動の一部分と見なし、積極的に後押しして、青年が自分の本態と血筋をはっきりと知り、革命の代をしっかりと受け継いでいくようにするのはわが党の青年重視思想の基本的要求です。
革命の次の世代である青年を育てる活動に手間をかけてこそ、前の世代が流した愛国の血と汗が無駄にならず、祖国の未来が明るくなるのです。
全ての党組織と党活動家は、わが子を立派に育てて押し立てる親の心で青年同盟の活動と青年の教育に深い関心を払い、真心を尽くさなければなりません。
党の責任幹部からして青年の教育問題を常に気遣い、解決方途を模索し、党委員会の各部署と活動家が青年活動を実質的に助けるように要求の度合いを強め、目的意識的に活動を組織しなければなりません。
青年同盟組織に大きな仕事を大胆に任せるとともに、同盟組織が行う活動も積極的に支持し、立派な結実を結ぶように後押しすべきです。
青年同盟の活動家を党に限りなく忠実で、軍隊服務や労働現場で鍛えられた青年たちで固め、彼らの栄誉と自負を高め、将来の問題も責任をもって解決しなければなりません。
全ての党組織は青年同盟の活動に対する党の指導のモデル単位・典型単位創造運動を着実に進めて、青年同盟組織が活発に動き、青年の教育で実質的な変化が起こるようにすべきです。
党中央委員会勤労者団体部は、青年活動を第一とし、青年同盟の活動を改善するための革新案を打ち出す作戦部署として活動方向を転換し、各級党委員会の勤労者団体部署が活動気風を一新するように正しく掌握・指導すべきです
全人民が青年教育の主人となり、全社会的に青年を愛し、押し立てなければなりません。
全ての幹部と勤労者は、誰もが祖国の未来である青年の教育者、師となって彼らを集団主義思想と愛国主義、高尚な人生観を身につけた社会主義的人間に育て、青年活動で提起される問題を積極的に解決してやるのが社会的気風となるようにすべきです。
今日社会主義愛国青年同盟には、青年同盟第10回大会を契機に朝鮮青年運動の新しい全盛期を開いていくべき栄誉ある課題が提起されています。
わが党と人民は、祖国の数百万の息子・娘たちが革命烈士が譲り渡してくれた忠誠と愛国のバトンをしっかり受け継ぎ、社会主義・共産主義の明るい未来を早めるための闘いで朝鮮青年の英知と気概を遺憾なく発揮することを期待しています。
私は、全ての青年同盟組織と青年たちが党の指導の下に社会主義愛国青年同盟の旗を誇らかに翻し、革命の新しい勝利を目指す歴史的進軍路で自分の聖なる使命と本分を全うするものと確信しています。
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である党中央委員会の趙甬元組織書記と党中央委員会の李日煥書記、金才龍部長、朝鮮人民軍のクォン・ヨンジン総政治局長が、これに参加した。
大会の参加者は、青年同盟第10回大会を主体的青年運動史に新たな発展の里程標を立てた画期的な転換の契機に輝かし、同盟強化のための偉大な闘争綱領を与えてくれた敬愛する金正恩総書記と共にチュチェの最高の聖地である錦繍山太陽宮殿で栄光の記念写真を撮る最上の幸運に恵まれた限りない感激と歓喜に包まれていた。