15:45 朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第5回会議で | |
【平壌9月29-30日発朝鮮中央通信】
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朝鮮最高人民会議第14期第5回会議の第1日会議 朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第5回会議の第1日会議が9月28日、平壌の万寿台議事堂で行われた。 会議は、全国の人民が朝鮮労働党第8回大会が示した偉大な闘争綱領を体して自力更生の革命的闘争気風によって朝鮮式社会主義の全面的繁栄をもたらすための総進軍を力強く促している時期に招集された。 会議には、最高人民会議代議員とオブザーバーとして党中央委員会、最高人民会議常任委員会、内閣、武力、省、中央機関の活動家、市・郡党責任書記、人民委員長、道級機関の活動家が出席した。 朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員で朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長である最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である朝鮮民主主義人民共和国内閣の金徳訓総理が幹部席に登壇した。 李日煥、呉秀容、太亨徹、金英哲、クォン・ヨンジン、李永吉、鄭京擇、金成男、ホ・チョルマン、朴太徳、キム・ヒョンシク、朴明順、李哲萬、チョン・ヒョンチョル、パク・ジョングン、楊勝虎、チュ・チョルギュ、李善権、張正男、ウ・サンチョル、金栄歓の各氏と朝鮮民主主義人民共和国国務委員会の委員、最高人民会議常任委員会の副委員長、書記長、委員、最高人民会議の副議長が幹部席に姿を現した。 最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長が開会の辞を述べた。 会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第5回会議の議案を決定した。 第一に、朝鮮民主主義人民共和国市・郡発展法を採択することについて 第二に、朝鮮民主主義人民共和国青年教育保障法を採択することについて 第三に、朝鮮民主主義人民共和国人民経済計画法を修正、補足することについて 第四に、朝鮮民主主義人民共和国再資源化法執行点検監督状況について 第五に、朝鮮民主主義人民共和国高麗航空総局を朝鮮民主主義人民共和国国家航空総局にすることについて 第六に、組織問題 第1日会議では、新しく制定および修正、補足される法の草案と再資源化法執行点検監督状況について討議した。 第一の議案と第二の議案、第三の議案に対する報告を最高人民会議常任委員会書記長の高吉先代議員が行った。 報告者は、本最高人民会議は朝鮮労働党の市・郡強化路線と青年重視思想を徹底的に具現し、経済活動に対する国家の統一的指導と計画的管理を実現するために朝鮮民主主義人民共和国市・郡発展法、青年教育保障法の草案と人民経済計画法の修正・補足案を審議、採択することになると述べた。 また、 そして、全ての市・郡を文明・富強の社会主義強国の戦略的拠点、固有の特色を持つ発展した地域につくり、全国家的、全社会的な支援の中で青年をチュチェの革命偉業の頼もしい継承者にしっかり準備させ、国家経済の自立性と計画性、人民性をより強化することに寄与するようになる当該の法の草案と修正・補足案を章別に解説した。 さらに、今回の会議で市・郡の自立的・多角的発展と青年教育活動、人民経済の計画的管理において提起される要の問題を現実の要求に即して法的に固着させることによって社会主義建設の勝利的前進を成し遂げるためのもう一つの法的保証をもたらすことになるだろうと強調した。 最高人民会議常任委員会は、社会主義憲法第95条に従って朝鮮民主主義人民共和国市・郡発展法の草案と朝鮮民主主義人民共和国青年教育保障法の草案、朝鮮民主主義人民共和国人民経済計画法の修正・補足案を本最高人民会議の審議に提起した。 会議は、上程された法の草案と修正・補足案を研究および協議会で討議した後、討論を行って最高人民会議の法令に採択することにした。 会議では、第四の議案が討議された。 高吉先代議員の報告に続いてパク・ジョングン代議員、キム・スンジン代議員、チャン・ギョンイル代議員、姜炯峰代議員、キム・チャンナム代議員、コ・ソンドク代議員が討論した。 報告と討論を通じて最高人民会議第14期第3回会議で朝鮮民主主義人民共和国再資源化法が採択された以降、人民経済の各部門で収められた成果と経験、現れた欠陥と教訓が全面的に分析、総括された。 報告者と各討論者は、社会主義強国建設のための闘いは全ての部門、全ての単位で原料、資材、設備の国産化と共に再資源化を経済発展の重要な原動力としてとらえていくことを切実に求めていると述べ、国家再資源化目標を実行するための革新的かつ実践的な方途について言及した。 討論では、朝鮮革命の新しい発展段階と変化した環境の要求に即して再資源化事業において制度と秩序をより厳格に立てて経済の持続的な発展を保障し、国の資源と生態環境を保護するための法的保証を強化していく意志が披歴された。 会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の決定「朝鮮民主主義人民共和国再資源化法を徹底的に執行することについて」が全員賛成で採択された。 最高人民会議代議員たちは、審議に提起された市・郡発展法の草案と青年教育保障法の草案、人民経済計画法の修正・補足案に対する研究および協議に入った。
朝鮮最高人民会議第14期第5回会議の第2日会議 朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第5回会議の第2日会議が9月29日、平壌の万寿台議事堂で行われた。 朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する 敬愛する
金正恩総書記が「社会主義建設の新たな発展のための当面の闘争方向について」という歴史的な施政演説を行った。 敬愛する 不利な環境と困難の中でも主体的力と内的原動力を増大させるためのわが党と国家の一貫して深みのある強力な闘いによって社会主義建設の主体である党と人民大衆の一心団結の威力がいっそう打ち固められていると述べた。 わが党の人民大衆第一主義の理念を社会主義の基本政治方式に徹底的に具現する過程に国家活動で人民的性格がはっきり発現され、活動家の活動方法と作風が著しく改善されて党と国家に対する人民の信頼が厚くなり、愛国的熱意と積極性が向上したと評価した。 特に、党の指導の下で人民軍が愛国の汗を惜しみなくささげて人民を守り、私心なく助ける革命的本分に常に忠実であることによって軍民一致の立派な伝統が確固と継承され、不敗のものに強固になったと述べた。 革命の継承者であるわが青年たちの勢いが高まり、困難で骨の折れる部門に志願する熱風が強く巻き起こったのは社会主義建設の躍動する活気を増してやったとても重要な成果であると述べ、社会主義建設の持続的な勝利と洋々たる前途を楽観するようにするこのような政治的成果が収められたことこそわが党と国家の限りない力、大きな誇りになると明言した。 経済建設分野でも自立経済の根幹を成す金属工業と化学工業を画期的にもり立てるためのスケールの大きい企画が力強く推進され、大規模の重要建設事業が活発に展開されており、農業と国土建設、都市経営、科学、教育、保健医療をはじめ各部門の事業を革新的に改善するための努力が深化して国の繁栄・発展を裏付ける新たな前進の成果が収められていると述べた。 国防部門で朝鮮半島地域の不安定な軍事的状況を安定的に管理し、敵対勢力の軍事的蠢動(しゅんどう)を徹底的に抑止することのできる威力ある新しい兵器システムの開発に拍車をかけていると述べ、非常に速いスピードで開発されているわれわれの先端兵器と日増しに強化される人民軍と民間および安全武力の戦闘的面貌を見ても社会主義勝利の前途を強力に切り開いていくわが党と国家の強大さを確信することができると述べた。 正義と真理を代表し、徹底した実行力を内包した共和国の自主的な対外政策は国際政治舞台に重大な影響を及ぼしており、わが国家の対外的権威が日々高まっていると述べた。 朝鮮労働党第8回大会が厳かに宣布した通りに共和国政府に提起される最も重大な任務は、5カ年計画遂行の初年から人民が待ち、喜ぶ実際の成果、実質的な変化をもって朝鮮式の社会主義建設の新たな発展を立証することであると述べ、国家活動の各分野で人民性をいっそう強化し、社会主義建設の全ての部門で非革命的かつ非戦闘的な立ち遅れた全てのものを一掃し、新たな革新、大胆な創造、絶え間ない前進を成し遂げなければならないと述べた。 党と人民の一心団結を核とするわれわれの政治的・思想的威力はチュチェ朝鮮固有の不可抗力であり、社会主義建設の新たな発展を促す決定的要因であると述べ、人民大衆第一主義をわが国家の政治風土、国風に強固にするための活動をさらに実質的に、目的指向性あるものに展開することについて言及した。 全ての活動を手配し、実行するにあたって平凡な勤労者の利益を最優先視し、大衆の自発的熱意と創造的積極性に頼って問題を解決していく原則を徹底的に堅持し、党と国家の政策実行を指導する活動家の間で朝鮮労働党に固有な人民的活動作風を培養することに優先的な注目を払い、いささかの反人民的行動も現れないように教育と統制、非妥協的な闘争を中断することなく展開するのが重要であると述べた。 全社会的にわが国家第一主義を鼓吹し、全面的に具現する活動をよく行わなければならないと述べ、全ての公民が日常の活動と生活の全ての面で強い国の人民らしい気品と人格が発揚されるように正しく導くことをはじめ社会主義の政治・思想陣地をいっそう強化する上で提起される問題について明らかにした。 国家経済を自立的で全般的な発展へ移行させることを差し迫った時代の課題に提起し、この闘いを強力に手配し、展開して社会主義建設において画期的な転換の契機をもたらさなければならないと明言した。 共和国政府は人民経済の自立的・全般的発展のための国家的な計画を正確に樹立し、その実現条件を主動的に成熟させるとともに強く推し進め、立ち遅れた部門と単位が自分の分野を世界的水準に引き上げるための展望目標と段階別計画を明白に立てて頑強に実行するように正しく指導しなければならないと述べた。 主要製鉄所、製鋼所と鉄鉱山の生産を高い水準で正常化するための経済技術的対策を綿密に立て、金属工業部門の能力拡張と近代化活動を同時的に力強く推し進めて近い将来に国家的な鉄鋼材の需要を満たせるようにしなければならないと述べた。 化学工業部門で全国の大きな関心と期待の中で行われているC1化学工業創設事業を科学技術的保証の下で力強く推し進め、グラウバー石を出発原料とする基礎化学工業を発展させ、アシによる紙と繊維の生産を実現し、褐炭を化学工業の基本原料に利用するための活動と触媒の国産化を促すことについて具体的に明らかにした。 これとともに、国家的に電力と石炭工業部門に対する投資を増やし、物質的・技術的土台を強化することに力を入れて人民経済の当面の需要だけでなく展望的需要も十分に満たすようにすべきであると述べた。 人民経済の先駆けである鉄道を全般的に改修するための課題を示し、機械工業と情報産業を発展させて設備の国産化と人民経済の近代化を実現する上で重要な役割を果たすようにすることについて言及した。 そして、人民軍が受け持って推し進めている検徳地区建設を早い期間内に締めくくり、道、市、郡でも住宅の建設を大々的に行って全人民が立派な住宅で住みながら文化的な生活を享受するようにすべきであると述べた。 対外経済活動に対する国家的指導を深化させて全ての貿易活動が経済部門の輸入依存性を減らし、自立性を強化する方向で拡大、発展するようにし、経済管理分野で国家経済指導機関の実行力を強化し、勤労者の利益を保障するための科学的な方案を真摯(しんし)に研究、適用することについて述べた。 いかなる不利な気象気候条件の下でも農業生産の安定的かつ持続的な発展を成し遂げられるように農業発展戦略を正確に作成して徹底的に実行し、特に災害性異常気象に耐えながらも収量の高い種子を育種、改良することに焦点を置いて種子問題を解決しなければならないと述べた。 農作物の配置を大胆に変えて稲作と小麦、大麦の栽培に方向転換をするという構想を明らかにし、全国的に水稲と陸稲の栽培面積を増やし、小麦、大麦の播種面積を二倍以上に保障し、ヘクタール当たりの収量を高めて人民に白米と小麦粉を保障して食生活を文化的に改善することのできる条件を整えなければならないと述べた。 農業部門で災害性異常気象による被害を最小限にとどめるための方策の一つとして品種の配置と種まきの時期を合理的によく調節することをはじめ新しい先進営農技術と方法を積極的に研究、適用し、先進単位の優れた成果と経験を互いに共有し、普及する活動を広範に手配し、展開することについて述べた。 これとともに、科学的な水管理システムを樹立し、水の問題を解決することを重要な政策的課題に設定し、全ての灌漑構造物と設備、貯水池と水路を整備、補強し、気象気候条件に即して水の管理を科学的に行って干ばつと水害を防ぎ、農業に必要な水を十分に保障するようにしなければならないと述べた。 災害性異常気象に適時に対処できるように気象観測手段を近代化し、天気予報活動の迅速性と科学性、正確性を徹底的に保障することに言及した。 特に、党の新しい育児政策を実行するための活動を実質的に展開して全国的な乳生産量を現在の3倍以上に増やし、乳加工技術を発展させ、乳製品の質を徹底的に保障することについて述べた。 果物と野菜の生産を集約化し、大規模の野菜温室農場を多く建設し、油脂作物、糖作物をはじめ工芸作物の栽培をもり立てて人民の生活に実質的に寄与するようにすべきであると述べた。 中央と道、市、郡で時代発展の要求に即して農業部門の新しい典型単位、モデル単位を創造し、追いつけ追い越せ・見習い運動と経験交換運動を活発に展開することと、農業部門でほら吹きを根絶するための闘争を強く繰り広げることと、国家的需要を十分に満たしながらも農業勤労者の生産意欲を高められるように穀物をはじめ農産物買い付け方法を正しく定め、正しく実施することについて言及した。 現在、人民の生活保障において提起される急務は軽工業部門の工場をフル稼働させて人民が求める必須消費財をより多く生産、供給することであると述べ、国家的に一般消費財の生産に必要な原料と資材を6カ月以上先行させて無条件に供給すべきであると述べた。 軽工業部門で原料の国産化と再資源化を重要な政策的問題としてとらえてこの事業を科学技術に徹底的に頼って行うべきであると述べた。 また、模範的に改修、標準化している江原道金化郡の地方産業工場の工事を早めて終え、その経験に基づいて全国の市・郡地方産業工場の技術改造を早いうちに完成することについてと、地方の軽工業原料を消費財の生産を増やすことにことごとく動員し、8月3日一般消費財の生産と生活必需品の生産を積極化し、社会主義商業の役割を強めるための方途について明らかにした。 水産部門で漁船と漁具の近代化と修理、整備を推し進め、集中的な漁労作業を繰り広げてより多くの魚を獲り、魚の缶詰をはじめいろいろな水産物加工品を生産してわが人民の食生活を潤いあるものにしなければならないと述べた。 これとともに、水産資源の保護と管理を計画的に行い、水産資源を破壊する行為を厳格に取り締まり、統制し、海と川、湖に稚魚を放流する活動を目立つように活発に行い、養魚と養殖を大々的に行ってより多くの水産物を生産しなければならないと述べた。 共和国政府は科学技術を重要な国策として一貫してとらえて各部門、各分野に徹底的に具現しなければならないと述べ、科学技術に頼って計画と目標を立て、生産と建設において提起される全ての問題を解決し、科学技術の発展と革新に優先的な力を入れ、自らの科学技術陣を育成して彼らが主導的・中核的役割を果たすようにするのが国風になるようにしなければならないと述べた。 科学研究部門では、経済建設と人民の生活で差し迫った解決を要する科学技術上の問題を早急に解決することを種子に、基本課題、先決課題にしてそのための研究・開発を推し進め、それを現実に積極的に取り入れて実際に効果が現れるようにしなければならないと述べた。 わが国を先進教育国に転変させるのは共和国政府に提起されたとても重要な課題であると述べ、党の教育重視、人材重視政策を指針にして社会主義教育の新しい発展期を切り開くことについて明らかにした。 教師陣を立派に整え、教育の質をより高めるための内容と体系、方法を積極的に探究、適用し、世界の教育発展すう勢に即して大学教育を強化、発展させることを恒久的な活動としてとらえてより多くの開発創造型の人材、実践型の人材を養成することと、教育の条件と環境を改善する上で提起される重要な課題と大学生の奨学金を上げる問題について強調した。 わが社会主義国家にとって全人民の健康増進を実質的に保障することのできる保健医療制度を樹立することは一時もおろそかにしてはならない重要な課題であると述べ、保健医療部門の物質的・技術的土台を高い水準で築き、医療サービスの質を向上させるための決定的対策を取ることについて明らかにした。 人民と次世代の運命、精神・文化生活に責任をもって正しい道へ導かなければならない使命を担った共和国政府は当然、文学・芸術と出版・報道、スポーツ活動を時代と現実、人民の要求と志向に合わせて発展させなければならないと述べ、このための当面課題を提示した。 共和国政府は人々の意識状態と変化した環境に合わせて活動家と勤労者、育ちゆく新しい世代の間で共産主義道徳教育、集団主義教育を方法論をもって強化するための活動を絶えず深化させていかなければならないと述べた。 われわれの防疫システムをより信頼性があり、発展した防疫へ移行させることについて明言し、防疫の規定と秩序を守ることが大衆自身の死活の要求に、生活習慣になるようにして大衆的な防疫雰囲気と全社会的な自発的一致性を引き続き維持し、国の防疫基盤を科学的土台の上に引き上げ、非常防疫活動において人民性を徹底的に具現する上で提起される重要問題に言及した。 人民政権機関がその本分に合わせて全ての活動を人民への無条件的な奉仕に一貫させ、人民の意思と要求、利益を実現することへ志向させ、人民大衆中心の社会主義制度の本性に背ちするいささかの傾向と要素に対しても絶対に許してはならないと述べた。 政権機関の活動家隊伍を党性、革命性、人民性が高く、活動を大胆に、革新的に展開することのできる実力家で整え、政権機関の機構と活動体系も合理的に再整備してわれわれの人民政権が社会主義偉業を力強く前進させる政治的武器としての役割を果たすようにするための方途的問題を指摘した。 現在、南朝鮮でわが共和国を「けん制」するという口実の下で各種の軍事演習と武力増強策動が露骨に行われており、われわれを刺激し、時を構わず言い掛かりをつける不純な言動を引き続き行っていると述べた。 南朝鮮当局が引き続き米国に追随して国際共助だけを唱え、外国に出て外部の支持と協力を要求することにのみ汲々としていると述べ、先日、南朝鮮が提案した終戦宣言問題を論じるなら、北南間の不信と対決の火種となっている要因をそのまま置いては終戦を宣言するとしても敵対的な行為が続くであろうし、それによって予想しなかったいろいろな衝突が再発しかねず、全同胞と国際社会に懸念だけを与えるようになるであろうと述べた。 終戦の宣言に先立って相手に対する尊重が保障され、他方に対する偏見的な視覚と不公正な二重的な態度、敵視観点と政策から先に撤回されなければならないというのがわれわれが引き続き明らかにしている不変の要求であり、これは北南関係を収拾し、今後の明るい前途を開くためにも先決されなければならない重大課題であると明言した。 北南関係悪化の原因を知りながらも顔を背けて放置したし、何の変化も見せない南朝鮮当局の態度を指摘し、今、北南関係は現在の冷却関係を解消し、和解と協力の道へ進むか、そうでなければ対決の悪循環の中で引き続き分裂の苦痛をなめるかという深刻な選択の別れ道に置かれていると述べ、北南関係を根本的に解決する上で提起される原則的問題を明らかにした。 南朝鮮当局はわが共和国に対する対決的な姿勢と常習的な態度から変わらなければならず、言葉ではなく実践で民族自主の立場を堅持し、根本的な問題から解決しようとする姿勢で北南関係に対し、北南宣言を重んじて誠実に履行するのが重要であるということについて言及した。 最近、米国と南朝鮮が度を超える憂慮すべき武力増強、同盟軍事活動を繰り広げながら朝鮮半島周辺の安定と均衡を破壊し、北南間にいっそう複雑な衝突の危険を引き起こしていることについて注視していると述べ、米国と南朝鮮の強盗さながらの論理に立ち向かってこれを強力に糾弾し、このような危険な流れを抑止するわれわれの不動の立場を徹頭徹尾堅持し、必要な全ての強力な対策を立てていくべきだと強調した。 こんにち、世界が直面した重大な危機と挑戦は一つや二つではないが、より根本的な危険は国際平和と安定の根幹を崩している米国とその追随勢力の強権と専横であり、米国の一方的で不公正な組分け式対外政策によって国際関係の構図が「新冷戦」構図に変化しながらいっそう複雑多端になったのが現在の国際情勢変化の主要特徴であると言えると分析した。 新しい米行政府の出現以降の8カ月間の行跡が明白に示したようにわれわれに対する米国の軍事的脅威と敵視政策は少しも変わったものがなく、かえってその表現形態と手口はいっそう狡猾(こうかつ)になっていると述べ、今、米国が「外交的関与」と「前提条件のない対話」を主張しているが、それはあくまでも国際社会を欺瞞(ぎまん)し、自分らの敵対行為を覆い隠すためのベールにすぎず、歴代の米行政府が追求してきた敵視政策の延長にすぎないと述べた。 対外活動部門でいっそう不安定になっている国際政治情勢と周辺環境に主動的に対処するとともに、われわれの国権と自主的な発展利益を徹底的に守るための活動に主な力を入れることについて明らかにした。
最高人民会議代議員とオブザーバーは、輝かしい英知と精力的な思想・理論活動で朝鮮式の社会主義建設を新たな発展段階へ上昇させ、わが人民により幸せで文化的な生活を与えるための党と共和国政府の政策的課題を明示する 全ての参加者は、わが共和国の全般的発展のための偉大な闘争方針を必勝の旗印として高く掲げて国家と人民に対して担っている重大な責任と使命を果たして活気に満ちた前進と新たな激動の時代を切り開くことに寄与するという決意を固めた。 第2日の会議では、第一の議案、第二の議案、第三の議案についてチョン・ヒョンチョル代議員、リ・ハンゴル代議員、崔希太代議員、キム・チョルハ代議員、ファン・マンボク代議員、ペク・オン代議員が討論した。 各討論者は、新しく制定される市・郡発展法、青年教育保障法と修正、補足される人民経済計画法はわが祖国をこの世で最も尊厳あって前途洋々たる国、人民の万福が開花する社会主義強国に転変させるという朝鮮労働党の構想と意図を実現する上で重要な意義を持つと強調した。 また、市・郡が国の全般的発展を支える強力なとりでに築かれ、全人民が青年教育の主人になり、人民経済の計画的・均衡的発展が遂げられる時、社会主義のわが国家の主体性、自立性はより強化され、新しい勝利に向けた革命の前進速度は倍加するであろうと述べた。 そして、第8回党大会が示した新たな闘争綱領を実践する上で収められた成果と経験を法的に固着させ、強化し、発展させる上で提起される原則と要求が法の草案と修正・補足案に具体的に明示されたと述べ、これを全幅的に支持、賛同した。 会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の法令「朝鮮民主主義人民共和国市・郡発展法を採択することについて」「朝鮮民主主義人民共和国青年教育保障法を採択することについて」「朝鮮民主主義人民共和国人民経済計画法を修正、補足することについて」が、代議員たちの全員賛成で採択された。 会議は、第五の議案を討議し、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の決定「朝鮮民主主義人民共和国高麗航空総局を朝鮮民主主義人民共和国国家航空総局にすることについて」を全員賛成で採択した。 会議は、第六の議案として組織問題を討議した。 朝鮮民主主義人民共和国国務委員会の副委員長、委員を召還、補欠選挙した。 朝鮮民主主義人民共和国国務委員長の委任により国務委員会第1副委員長で最高人民会議常任委員会委員長である崔龍海代議員の提議によって朴奉珠氏を国務委員会副委員長から召還した。 また、金才龍、李萬建、金衡俊、李炳哲の各氏、金秀吉、金正官、キム・ジョンホ、崔善姫の各代議員を国務委員会委員から召還した。 金徳訓代議員を国務委員会副委員長に補欠選挙した。 趙甬元、朴正天の両氏、呉秀容、李永吉、張正男、金成男、金與正の各代議員を国務委員会委員に補欠選挙した。 朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会の副委員長、委員を召還、補欠選挙した。 朝鮮労働党中央委員会の委任によって太亨徹代議員を最高人民会議常任委員会副委員長から、朴明哲代議員を委員から召還し、姜潤石代議員を最高人民会議常任委員会副委員長に、ムン・チョル、パク・インチョル、ハン・ジョンヒョク、金正順、メン・ギョンイルの各代議員を委員に補欠選挙した。 朝鮮民主主義人民共和国中央裁判所の所長にチャ・ミョンナム氏が補欠選挙された。 最高人民会議部門委員会のメンバーを召還、補欠選挙した。 最高人民会議法制委員会委員長に張正男代議員、委員にウ・サンチョル、アン・グムチョル、キム・スンチャンの各代議員を補欠選挙した。 最高人民会議外交委員会委員長に金成男代議員、委員にキム・ソンリョン、キム・ホチョル、徐虎元、キム・ソンホの各代議員を補欠選挙した。 最高人民会議予算委員会委員長に呉秀容代議員、委員にリ・ジェナム、パク・ジミン、キム・チャンナムの各代議員が補欠選挙された。 最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長が、閉会の辞を述べた。 最高人民会議第14期第5回会議は、朝鮮式の社会主義を全面的に発展させるための聖なる闘いで人民の代表、革命の指揮メンバーとしての重大な責務を全うするという参加者の非常な革命的自覚と熱意の中で行われた。
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第5回会議で補欠選挙された国務委員会の副委員長、委員と最高人民会議常任委員会の副委員長、中央裁判所の所長は次の通り。 国務委員会副委員長 金徳訓同志 国務委員会委員 趙甬元同志、朴正天同志、呉秀容同志、李永吉同志、張正男同志、金成男同志、金與正同志 最高人民会議常任委員会副委員長 姜潤石同志 中央裁判所所長 チャ・ミョンナム同志 | |
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