20:28 朝鮮最高人民会議第14期第4回会議 | |
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【平壌1月18日発朝鮮中央通信】 朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第4回会議が17日、平壌の万寿台議事堂で行われた。 会議には、最高人民会議代議員とオブザーバーとして党中央委員会、最高人民会議常任委員会、内閣、武力、省、中央機関の活動家、市・郡党責任書記、人民委員長、協同農場経営委員長、重要工場、企業の活動家が参加した。 朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長である最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長(朝鮮労働党政治局常務委員)、朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長である党中央委員会の李炳哲書記(同)、朝鮮民主主義人民共和国内閣の金徳訓総理(同)が、幹部席に登壇した。 朴泰成、李日煥、金頭日、崔相建、金英哲、呉秀容、クォン・ヨンジン、金正官、鄭京擇、李永吉、朴太徳、ホ・チョルマン、キム・ヒョンシク、朴明順、李哲萬、太亨徹、金栄煥、パク・ジョングン、楊勝虎、チョン・ヒョンチョル、李善権の各氏と、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会の委員、最高人民会議常任委員会の副委員長、書記長、委員、最高人民会議副議長が、幹部席に姿を現した。 最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長が、開会の辞を述べた。 会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第4回会議の議案である組織問題、朝鮮労働党第8回大会が打ち出した国家経済発展5カ年計画を徹底的に遂行することについて、朝鮮民主主義人民共和国チュチェ109(2020)年国家予算執行の決算とチュチェ110(2021)年国家予算についてを決定した。 第一の議案が討議された。 朝鮮労働党中央委員会の委任によって、内閣総理金徳訓代議員が提議した内閣メンバーが全員賛成で任命された。 会議は、中央検察所所長を解任および任命した。 内閣総理金徳訓代議員が、内閣メンバーを代表して宣誓を行った。 第2の議案に対する報告を内閣総理金徳訓代議員が、第3の議案に対する報告を財政相であるコ・ジョンボム代議員が行った。 報告に対する研究に基づいて討論が行われた。 討論者は、昨年、国家予算執行状況が正確に総括、決算され、今年の国家予算も正しく編成されたと述べ、それに全幅的な支持と賛同を表した。 また、これまで国の経済発展と人民の生活向上において明確な進展をもたらせなかった欠点と原因、教訓を深刻に分析、総括し、新たな5カ年計画実現のための現実的で動員的な対策的問題を提起した。 会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議法令「朝鮮労働党第8回大会が打ち出した国家経済発展5カ年計画を徹底的に遂行することについて」と朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議決定「朝鮮民主主義人民共和国チュチェ109(2020)年国家予算執行の決算を承認することについて」、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議法令「朝鮮民主主義人民共和国チュチェ110(2021)年国家予算について」が、全員賛成で採択された。 最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長が、閉会の辞を述べた。
朝鮮労働党第8回大会が打ち出した国家経済発展5カ年計画を徹底的に遂行することについて 17日に行われた朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第4回会議で内閣総理である金徳訓代議員が、朝鮮労働党第8回大会が打ち出した国家経済発展5カ年計画を徹底的に遂行することに関する報告を行った。 報告によると、朝鮮労働党第7回大会の決定を掲げて国家経済発展5カ年戦略の遂行に立ち上がった全ての人民と人民軍将兵の献身的な闘いによってこの5年間、自らの力で経済発展を持続させられる貴重な元手がもたらされるようになった。 新たな発電能力を造成するための発電所の建設が積極的に進められ、チュチェ鉄生産システムが確立したことをはじめ、部門別の新しい重要建設と改修・近代化工事が力強く行われて、人民経済の自立性と主体性がいっそう強化された。 三池淵市(両江道)が山間文化都市の標準、モデルとして大変革を遂げ、黎明通り(平壌)、陽徳温泉文化休養地(平安南道)、中央動物園(平壌)など、現代文明が凝縮された記念碑的建造物が至る所に立派に建設され、相次ぐ天災による被害を克服して人民に幸福の住まいを与えるための闘いが猛烈に繰り広げられて人民がわが国の社会主義制度のありがたさを現実で感じられるようにした。 世界を席巻する大流行伝染病から国家の安全と人民の生命安全を守り、安定的な防疫形勢を維持し、衛生防疫部門に整然とした活動体系と土台が確立した。 忠誠の「80日間戦闘」の期間、先行部門で生産的高揚が起こり、複数の重要建設が成功裏に終わって、自立経済の土台を強固にするための活動が積極的に推し進められた。 報告は、この貴重な成果は愛する祖国と偉大なわが人民のために超強度強行軍の道を休みなく歩み続けてきた最高指導者 報告は、国家経済発展5カ年戦略遂行の期間、内閣の活動で深刻な欠点が現れたことと、その原因を明らかにした。 報告は、第8回党大会が打ち出した国家経済発展5カ年計画を無条件に遂行しなければならない重大な課題が提起されていると指摘し、次のように強調した。 内閣は、新たな5カ年計画の期間、党が示した整備戦略、補強戦略を経済戦略に、自力更生、自給自足を基本種子、テーマにとらえて、われわれの経済をいかなる外部の影響にも左右されず、持続的に発展する正常の軌道に確固と乗せる。 人民経済の二つの柱である金属工業と化学工業部門をはじめ、基幹工業の発展に優先的な力を入れて5カ年計画遂行の突破口を開き、全般的経済を活性化する。 自立経済の基本動力である電力生産を画期的に引き上げて国家経済の安定的発展と人民の物質・文化生活を頼もしく保障する。 電力工業部門で、当面の電力需要を満たすための増産運動を展開する一方、生産土台を全般的に整備、補強し、将来を見通して拡大する。 自立経済の発展の前哨基地である石炭工業部門に対する投資を増やして、人民経済の重要工業部門の石炭需要を円滑に満たす。 国家的に石炭工業部門に設備と資材、労働力と資金を集中的に保障する活動を大胆に展開し、強力に推し進めて炭鉱の物質的・技術的土台をいっそう強化し、坑内作業の機械化比重を画期的に高める。 国の機械工業を基礎が強固な工業につくり、開発創造型の工業へ方向転換して近代的かつ能率的な機械製品を積極的に開発、生産することで、機械工業が全般的経済部門を主導し、牽引するようにする。 採取工業部門で地質探査部門の力量を強化し、国の地下資源を統一的かつ効果的に開発、利用するための活動を現実性があるように推し進め、鉱山、製錬所、工場の生産的土台を補強、拡大して非鉄金属と非金属鉱物に対する人民経済の需要を基本的に満たすようにする。 鉄道運輸部門と陸海運部門で鉄道の近代化を積極的に推し進め、輸送活動を革命的に改善して鉄道輸送の需要を円滑に満たし、造船技術の世界的な発展趨勢(すうせい)に合う大型貨物船と新型の地下鉄電車、トロリーバス、路面電車、旅客バスをより多く生産するようにする。 建設部門で専門建設陣を強力に整え、建設の機械化水準を高め、平壌市の5万世帯の住宅建設、検徳地区の2万5000世帯の住宅建設をはじめとする基本建設を大々的に行うための年次別計画を立て、その実行のための建設作戦と指導を綿密に行って、人民により文化的な生活条件を提供し、国の面貌を一新させるようにする。 内閣は、国家の経済組織者としての機能を高め、経済活動の結果が人民の福祉増進に振り向けられるようにする原則に立って生産物に対する統一的な管理を実現し、コストの低下と質の向上を経済管理改善の基本としてとらえていく。 社会主義経済建設の主要攻略部門である農業部門で、党が提示した穀物生産目標を無条件に達成し、農業の持続的発展のための物質的・技術的土台をいっそう打ち固める。 軽工業の発展に力を入れて消費財の生産を増やし、質を高めて人民がわれわれの商品を好んで使うようにする。 水産部門で、水産物の生産を系統的に増やすようにする。 市・郡で、それぞれの地域的特性に合致する発展戦略と展望目標を現実的に立て、頑強に実行して、全ての市・郡を文明・富強の社会主義国家の戦略的拠点、自分の固有の特色を持つ発達した地域に転変させる。 新たな国家経済発展5カ年計画の遂行で提起される緊切な科学技術上の問題を積極的に解決し、中核的かつ先進的な先端技術の開発を促進させる。 内閣は、経済活動の全般を新しい革新、大胆な創造、絶え間ない前進を志向し、奨励する方向へ確固と転換し、われわれの前進を拘束する古い活動体系と不合理かつ非効率的な活動方式を取り除くための措置を講じて、経済建設と人民の生活向上で一歩前進を遂げる。 報告は、全ての経済指導活動家が党と革命、祖国と人民に対して担った重い責任感を深く自覚して、第8回党大会の決定を貫徹するための闘いで課された革命任務を立派に遂行するようにすると強調した。
昨年の国家予算執行の決算と今年の国家予算について 17日に行われた最高人民会議第14期第4回会議で、朝鮮民主主義人民共和国チュチェ109(2020)年国家予算執行の決算とチュチェ110(2021)年国家予算に関する財政相コ・ジョンボム代議員の報告があった。 報告によると、チュチェ109(2020)年国家予算が成功裏に執行された。 昨年の国家歳入は、100.1%に執行され、前年比104.3%に成長した。 地方歳入は、100.1%に執行された。 昨年の国家歳出は、99.9%に執行された。 人民経済の発展に歳出総額の45.3%を回した。 人民経済の重要部門と人民生活を安定させるのに必要な資金を前年比105.7%に支出して、金属工業と化学工業の自立性と主体性をいっそう強化し、電力、石炭、機械、建材工業、鉄道運輸部門をもり立て、農業と軽工業部門を発展させるのに寄与した。 科学技術部門に対する投資を前年比109.5%に増やした。 建設部門に歳出総額の19.1%を割り当て、保健医療、教育をはじめ、党と国家の人民的施策を具現して社会主義文化を全面的に発展させるのに歳出総額の36.5%が回された。 国防建設事業に歳出総額の15.9%を回した。 報告は、昨年の国家予算執行において現れた欠点と今年の国家予算についても明らかにした。 国家歳入は、昨年より100.9%に成長すると予見し、その中で歳入の基本項目である取引収入金は100.8%、国家企業利得金は101.1%に増えて歳入総額の83.4%を占めることになる。 この他、協同団体利得金は100.4%、減価償却金は100.1%、不動産使用料は100%、社会保険料は100.3%、財産販売および価格偏差収入は100.1%、その他の収入は100.6%、特殊経済地帯収入は100.2%に執行することを予見した。 国家歳入で中央歳入は74.2%で中央経済による収入が圧倒的比重を占め、道・市・郡では自己の収入で支出を保障し、多額の資金を中央予算に納入することになる。 国家歳出は、昨年比101.1%に増えることになる。 経済建設に対する投資を昨年比100.6%に増やした。 金属工業と化学工業部門に投資を集中し、人民経済の基幹工業部門と農業、軽工業部門の生産をもり立てるのに昨年より100.9%に増えた資金を割り当てることになる。 科学技術部門に対する投資を101.6%に増やし、三池淵市(両江道)建設の第3段階工事、金策製鉄連合企業所(咸鏡北道)と黄海製鉄連合企業所(黄海北道)の酸素熱法溶鉱炉の建設、C1化学工業の創設、端川発電所(咸鏡南道)の建設、平壌市の5万世帯の住宅建設、検徳地区の2万5000世帯の住宅建設をはじめとする重要建設を積極的に推し進めていく上で必要な資金を計画通りに保障することになる。 国家防衛力を持続的に強化するために、歳出総額の15.9%を割り当てた。 党と国家の人民的施策を具現するための活動に歳出総額の33.9%に当たる資金を支出して、昨年より教育部門は103.5%、保健医療部門は102.5%に増やし、社会文化事業費を昨年比、文学・芸術部門は102.7%、スポーツ部門は101.6%に増やした。 今年も、在日同胞子女のために多額の教育援助費と奨学金を送って、総聯(朝鮮総聯)の民主主義的民族教育の発展を引き続き促進するであろう。 報告は、今年の国家予算を正確に執行するのは、新たな5カ年計画遂行の突破口を開き、社会主義建設の画期的前進を遂げるための朝鮮人民の革命的進軍を資金的に保証する上で活動家に提起された責任的かつ重要な課題であると指摘した。 また、朝鮮労働党第8回大会で打ち出された綱領的課題を体して今年、国家予算を成功裏に執行することで、自力富強、自力繁栄の活路を確信を持って開くための全人民的闘争を財政的に裏付けていくと強調した。
最高人民会議第14期第4回会議で内閣総理が宣誓 17日に行われた最高人民会議第14期第4回会議で内閣総理の金徳訓代議員が内閣のメンバーを代表して宣誓を行った。 金徳訓内閣総理は、朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する 内閣は、朝鮮労働党の路線と政策を生命線としてとらえて第8回党大会の決定貫徹のための経済組織活動と指揮を責任をもって行うことで国家経済の発展と人民の生活向上を目指す闘いで自分の使命と任務を忠実に遂行していく。 わが党と国家と人民の偉大な首班であり、チュチェ革命の卓越した指導者である敬愛する 内閣は、第8回党大会で示された経済建設の総体的方向に従って基幹工業部門に力量を集中して人民経済の全般を活性化し、人民の生活を向上させられる強固な土台を構築することを主眼としてとらえていく。 発展する現実の要求に即して内閣責任制、内閣中心制をいっそう強化し、経済課題の貫徹のための実行力と統制力を高めて全般的経済活動に対する国家の統一的指導と戦略的管理を確固と実現する。 チュチェ思想を具現した朝鮮式経済管理方法を全面的に確立し、経済活動部門に内在している不合理、図式主義を徹底的に排撃し、現存の経済土台の下で最大限の経済発展を成し遂げていくようにする。 計画化活動を改善し、人民経済計画の信頼度を画期的に高め、計画遂行に対する厳格な規律を確立して党が示した国家経済発展5カ年計画を無条件に遂行するようにする。 科学技術の発展を促して自力富強、自力繁栄の活路を確信をもって開き、教育と保健医療、文学・芸術、スポーツ活動で全面的開花期を切り開く。 内閣は、国防工業の発展と武装装備の近代化に必要な設備と資材、資金を最優先先行させて保障することによって国の軍事力を全面的に強化することに積極的に寄与する。 各級人民委員会で朝鮮労働党の以民為天の理念と人民大衆第一主義政治を忠実に支えて全ての事業と活動を人民に対する滅私奉仕で一貫させ、人民の生活に責任をもった戸主としての責任と本分を全うしていくようにする。 内閣のメンバーと経済指導活動家が経済活動を革新的に企画し、結末をつける時まで頑強に推し進める高い責任感、主動性、創意性を発揮していくようにする。
朝鮮最高人民会議第14期第4回会議で内閣メンバー、中央検察所所長を任命 朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第4回会議では、内閣メンバーと中央検察所所長を次のように任命した。 朝鮮民主主義人民共和国内閣 副総理兼国家計画委員会委員長 パク・ジョングン、副総理 チョン・ヒョンチョル、副総理 キム・ソンリョン、副総理 リ・ソンハク、副総理 パク・フン、副総理兼農業相 チュ・チョルギュ、内閣事務長 キム・グムチョル、電力工業相 キム・ユイル、化学工業相 マ・ジョンソン、鉄道相 チャン・チュンソン、採取工業相 キム・チョルス、資源開発相 キム・チュンソン、逓信相 チュ・ヨンイル、建設建材工業相 ソ・ジョンジン、軽工業相 チャン・ギョンイル、財政相 コ・ジョンボム、労働相 チン・グムソン、対外経済相 ユン・ジョンホ、都市経営相 イム・ギョンジェ、商業相 パク・ヒョクチョル、国家建設監督相 リ・ヒョククォン、 朝鮮民主主義人民共和国中央検察所所長 ウ・サンチョル
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